春の到来を告げる真っ赤な柑橘 ブラッドオレンジ
私たちが今大切に育てているブラッドオレンジの畑。
その物語の始まりは創業間もない2011年にさかのぼります。ジャム屋としてマーマレードの素材、ブラッドオレンジがどうしても欲しい。しかし、島の中で栽培している農家さんはいない。「ならば自分たちで育ててしまおう!」と考え、栽培できる畑を探し始めました。
条件のよい畑がなかなか見つからなかったため、どうせ借りるならジャム屋のすぐ裏山だと後々使いやすいはず、と判断し20年近く放置されていた耕作放棄地を再開墾することにしたのでした。今思えば素人だからできた判断でした。
その後の再開墾の大変なこと大変なこと。。。ほぼ森になっていた土地で伐採・抜根し、畑に整地し直し植樹して、、、
途方もない時間と労力を費やしながらできあがった畑を見て、この島の先人たちの柑橘に対する熱い想いと偉大な行動力に敬意を表さずにはいられませんでした。
それから11年。その畑で今年もブラッドオレンジの実が赤く輝き始めました。12月ごろまでは外皮も果肉もほとんど普通のオレンジ色ですが、寒さの増す1月・2月ごろになるとその名のとおり、ブラッド(血)のような鮮やかな赤味を帯び、そして3月に入ると生でも食べごろになってきます。外皮も苦みがほどんどないので、当店では外皮を楽しむ「かぶりつくシリーズ」に加工したりもしています。