周防大島の代名詞 特産「大島みかん」

周防大島と言えば「みかんの島」。このエリアの方なら誰もがそう答えます。
実際、山口県のみかん生産量の8割をこの周防大島で生産しています。

もとは江戸末期に藤井彦右衛門がこの島にみかんを持ち帰ったのが原点。藤井彦右衛門とみかんとの出会いは、一説には1846年、大坂の店先で見たことにあるとされています。産地の紀州(現 和歌山県)へ行き、見事なみかん畑が山に広がっていることに驚き、みかんで大島の農民の暮らしを豊かにしようと決め、栽培方法などを教わって帰ったといいます。1848年に紀州から数百本の苗木を買って帰ったのが周防大島のみかん栽培の始まりとされています。このとき農家の人たちにも栽培を勧めましたが誰も応じず、彦右衛門の栽培も成功しませんでした。その悲願は日前の河井藤吉・藤原重右衛門に受け継がれ、ミカン栽培はやがて全島へ広まり、その後、ミカンは周防大島の特産品となって人々の生活を支えることとなります。

大島みかんの栽培環境の最大の特徴は何と言っても瀬戸内海性気候の温暖で日照率が高いこと、そして周りを海に囲まれた島ならではの潮風。築地でも高級みかんとして流通しておりました。一方、一口に「みかん」といっても実は30種類以上あり、収穫時期によって大きくは「極早生(ごくわせ)」、「早生」、「中生」、「晩生(高糖系)」の4種に分類されます。

~実はすごい!「みかん」の最近の評価~
果肉にはプロビタミンA化合物の一種であるβ-クリプトキサンチンが他の柑橘に比べて非常に多く含まれており、
これには強力な発ガン抑制効果があるとの報告がなされ、近年注目されています。
その他にもクエン酸、食物繊維などが多く含まれます。 さらに、白い筋にはヘスペリジンが含まれ、動脈硬化やコレステロール血症に効果があるとされています。

ポイント
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